オリジナルののぼり旗の印刷方法の種類ですが、ダイレクト捺染と
昇華転写捺染という方法があります。
両方とも見た目には大きな差はありません。
何が違うのかというと、昇華転写捺染の方が
鮮やかな仕上がりで発色が良いことが多いです。
オリジナルののぼり旗の下のデザインが写真を使用する場合は
昇華転写捺染を選択することをおすすめします。
昇華転写捺染の方がダイレクト捺染で作成したものよりも
生地の感じがやわらかく仕上がります。
何故かというとダイレクト捺染の生地は、直接色をのせても
キレイに仕上がるように、もともと生地の表面に
特殊なコーティングを施してあるのです。
昇華転写捺染は特殊なコーティングをしていないので、
生地の風合いそのままに仕上がるからです。
これらの違いが出る理由としては、ダイレクト捺染は印刷であるのに対して
昇華転写捺染というのは染めになるからです。
昇華転写捺染はインクジェットプリンターで転写紙に印刷をしたあとに
生地をかさねて熱で転写させる手法になります。
ダイレクト捺染は転写紙を使用せずに、生地にプリントしたあとに
そのまま高温で熱をかける手法になります。
この転写という工程があるかないかによって、染めかどうかの違いを
生んでいるのです。
オリジナルののぼり旗ではどちらが多いのかというと、
ダイレクト捺染の方が圧倒的に多いです。
何故かというとダイレクト捺染の方がオリジナルののぼり旗を
安く作ることが出来るからです。