インクジェットでののぼり旗の特徴

のぼり旗の印刷方法の一つに、インクジェット印刷と呼ばれるものがあります。
昇華印刷とも呼ばれるこの印刷方法には、いくつかの特徴があります。

まず、製版が不要なため料金が割安であるというものです。
シルクスクリーン印刷では製版を作る必要があるため、
その分が料金に反映され高くなります。

インクジェット印刷インクジェットではその必要がないので、
少量だけを安い料金で作れます。

1枚から印刷することも可能なので、それぞれ
デザインを変えたり色違いを作るのも簡単です。

製版が不要な分、出来上がりまでにかかる
時間も短くなっています。

急いで作って欲しいという時にも使える印刷方法です。
写真やグラデーションのあるデザインの印刷にも適しています。

フルカラーでの印刷が可能なため、人物や料理の写真を
レイアウトしたのぼり旗に向いています。

フルカラー

一方でインクジェット印刷には、生地が薄めなので、
裏が透けやすいという特徴もあります。

そのため色の発色もどちらかというと薄めになるので、事前に
仕上がりのイメージを確認しておく必要があります。

のぼり旗を補強するには?

のぼり旗は、どこのお店でもおいてある大切な商業用ディスプレイです。
たいていのお店は、専門業者に依頼して作成するので
費用もかなりかかります。
またお店のタイプによってたとえば通行量の多い
大きな道路に面した大型販売店など、場合によっては
大量にのぼり旗が必要です。

ディスプレイ

これが壊れたりすると店として小さいようにみえますが、数が
多く積もり積もっていくと相当な金額になりますので
費用の対策を講じないとダメです。

そのためそうたやすくのぼり旗を交換したりするわけには
いかないので、このものに何等かの補強は絶対に必要です。

のぼりの補強

例としてポールプラスチックではなく、軽くて丈夫な
ステンレス製にするとか、旗の生地の部分を撥水や
紫外線防止のラミネートコーティング処理をしておくといいです。

ただしポールを金属にするとそれを支える土台は
しっかりしたものでないといけないですし、またラミネートも
費用がかさみますが、この費用をしっかり初期に
投資しておけば、長く使えるので結局はお得になります。

「初めて、初心者」を謳うのぼりの若葉マークってわかりやすい

のぼりは宣伝をしたい相手を対象としたデザインに
作ることが大切ですが、例えば自動車の教習所であったり
初心者向けのパソコン教室や語学教室のようなもので
あった場合、初めての人でも大丈夫だと言うことを謳う
若葉マーク等がついていると非常にわかりやすくなります。

マークをつけるこのような初心者の人たちというのは、何かを習おうと
している時に、素人であっても大丈夫だろうかという
不安があるので、のぼりを目にしただけでは
お客さんとなってくれる可能性が低いものです。

しかし、そののぼりに若葉マークを記入するだけでも、
そのような不安を持っている人というのは安心感を
持つことになり、そこに行ってみようという気に
させることが出来るのです。

のぼりというのは非常に目に付きやすいものだけに、
パッと見て全てを伝えることができるような作りに
しておくことが重要で、特に対象者が初心者であるならば
それをわかりやすくするために、若葉マークなどを
デザインするのは非常に効果的になるのです。

一目で分かる

オリジナルののぼり旗の印刷の方法は?

オリジナルののぼり旗の印刷方法の種類ですが、ダイレクト捺染と
昇華転写捺染という方法があります。

印刷の違い

両方とも見た目には大きな差はありません。
何が違うのかというと、昇華転写捺染の方が
鮮やかな仕上がりで発色が良いことが多いです。

オリジナルののぼり旗の下のデザインが写真を使用する場合は
昇華転写捺染を選択することをおすすめします。

昇華転写捺染の方がダイレクト捺染で作成したものよりも
生地の感じがやわらかく仕上がります。

何故かというとダイレクト捺染の生地は、直接色をのせても
キレイに仕上がるように、もともと生地の表面に
特殊なコーティングを施してあるのです。

昇華転写捺染は特殊なコーティングをしていないので、
生地の風合いそのままに仕上がるからです。

発色が綺麗

これらの違いが出る理由としては、ダイレクト捺染は印刷であるのに対して
昇華転写捺染というのは染めになるからです。

昇華転写捺染はインクジェットプリンターで転写紙に印刷をしたあとに
生地をかさねて熱で転写させる手法になります。

ダイレクト捺染は転写紙を使用せずに、生地にプリントしたあとに
そのまま高温で熱をかける手法になります。

この転写という工程があるかないかによって、染めかどうかの違いを
生んでいるのです。

オリジナルののぼり旗ではどちらが多いのかというと、
ダイレクト捺染の方が圧倒的に多いです。

何故かというとダイレクト捺染の方がオリジナルののぼり旗を
安く作ることが出来るからです。